2022年度北区予算要望書を区長へ提出

 11月18日、2022年度北区予算編成に関する日本共産党北区議員団の要望書を、花川区長に提出しました。

10月以降、新規のコロナ感染者が沈静化してきている状況ですが、年明け第6波の懸念も指摘されています。そして、何よりコロナ禍が長引くことで、くらしや営業への影響や将来への不安は増しています。

 党区議団は、大きく3点、1、174億円に積みあがった財政調整基金を積極的に活用し、コロナ対策やくらし・営業支援を強化すること。2、行革の推進などにより、窮地に陥っている区民や事業者への新たな負担は求めない。3、大型開発や民間事業者と一体に高層マンションをよびこむまちづくりから、公営住宅の拡充を基礎にした誰もが安心して住み続けられるまちづくりに軸足を移す点を重視し、

 区内の諸団体や各界の方々との懇談、区民からのご相談や声をもとに、10の柱、178項目に要望をまとめました。

 当日は、私から、その中でも重点と考える約50項目程度を読み上げた後、各議員それぞれからも発言し、区長に要望をお伝え致しました。

 私自身は、今回の要望書で、新たに節をおこした「若者への自立支援」についてとりあげました。大学や専門学校生のくらしも、高すぎる学費とアルバイトもままならず、経済的にも困窮している状況です。教育費や家賃の負担軽減、生活支援金の支給、フードバンクへの支援、気軽に立ち寄れる「まちかど保健室」や「ユースセンター」などの相談や居場所の開設、家に居場所のない少女たちへのアウトリーチ相談や一時滞在場所、シェルターの設置など重ねて要望しました。

 また、この間、区民の方々のご相談では、社会福祉協議会が窓口になっている緊急小口や総合支援資金の貸付などで何とかしのいできた方々も、その制度が継続されなければ限界にきている。その際は、ためらわず生活保護の相談ができ、しっかりとくらしが支えられるよう十分対応してほしい旨、要望しました。

区長へ予算要望書を提出する党議員団と、そねはじめ都議

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