東日本大震災から11年目

 2022年3月11日、東日本大震災から、今日で11年を迎えました。

 福島原発事故の影響で、今も故郷に戻れずに、避難生活を続けている人が大勢いることに思いを馳せる。

 福島原発の廃炉にむけた取り組みも、順調に進んでいるとはいえず、ALPUS処理水(汚染水)を薄めて海に放出するなど、とても認めがたいことだ。

 こうした、難しい課題がある中で、自民党の議員連盟は、ウクライナ侵略の影響による原油高騰の対応として、停止中の原発を再稼働するよう決議をあげたと伝えられている。また、維新の会などは「核共有」と言いだしている。

 何ともいえない憤りを感じる。平和、安全の観点からも、原発は人類と共存せず、核兵器は国際的にも「廃絶」しかないのは明らかではないか。

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