ヤングケアラーのテーマで中高生が演劇

北区AKTSTAGE演劇部第12期生中間発表会。

「Peer Support!」を、ココキタにて観劇しました。

中高生の劇団員の皆さんが、ヤングケアラーをテーマに熱演。

家族のケアや責任を果たそうとして、いっぱいいっぱいになり、

自分の時間が持てないでいる状況や、

誰にも話せない、わかってもらえない、かわいそうと勝手に決めつけ、

下に見ないでとの孤独や葛藤。

共感し、よりそってくれる先輩や友人の存在に少しずつ心が開く様子が伝わり、

観ていて胸がいっぱいになり、何度も涙。

ケアにたずさわることは、人が豊かに生きる大切な営みだと思うが、

個人責任で子どもが背負い、子どもが子どもらしく生きることを、

奪う社会であってはならない。

北区でも、今後実施する子ども子育て計画見直しのアンケート調査の中で、その実情も把握していく予定です。

子ども達のすばらしい表現力や、その個性と力が、存分に発揮できる社会と世界を心から願う。
ココキタそばの隅田川沿いの桜も咲きはじめました。
これ以前の記事を見る