北区コミュニティビジネス交流会が大盛況

7月16日(火)、北とぴあスカイホールにて、北区起業家育成プロジェクト「コミュニティビジネス交流会」が開催され、私も参加させて頂きました。

会場いっぱい、現役世代の方々が集まって大盛況。

第1部は「飛鳥山公園という地域資源を活かす」をテーマに、お2人の方からご自身の取組みが報告されました。

 1人は、オーガニックステーション「飛鳥山テラス」を経営し、カフェスペースでコミュニティ活動を実践している早瀬さん。もうお1人は、「飛鳥山ラウンジアントラボ」としてマルシェを開催したり、街の自然や風景を再発見するワークショップを企画している斎藤さんです。

「飛鳥山テラス」では、カフェ・レンタルスペースを活用し、様々な講座を開催。(メークアップ、ベビーマッサージ、アロマ、身体をほぐす健康講座、食育(みそ、スコーン、離乳食、出汁づくり等や、手芸、音楽イベント、職場体験など)

 早瀬さんは「子どもが身体も心も大きくなっていく上での食育の重要性を感じ、食と買い物をツールにお店を気軽に利用してもらう中で、人と人をつなげる、ほっとできる居場所、コミュニティをつくっていくという、わくわく楽しい時間を過ごしている」と話されたことが印象的でした。

「飛鳥山ラウンジアンドラボ」では、空家を1年かけて改修し、斎藤さんの本業である公園などの屋外空間を設計するランドスケープデザインを活かし、コンクリートをはがして植栽の工夫、滝野川ごぼうの栽培、飛鳥山で剪定された枝のワークショップ、裸足で芝生を味わう体験会などを企画するなど、人と街と自然をつなげる空間づくりをすすめているとのこと。

 そして、最近は赤羽台団地での「農耕団地」野菜を育てるサークル活動も提案し、中庭にゴーヤカーテンや共同農園などにチャレンジしているとのお話は、私自身も強く興味がそそられました。

 お二人の話を伺い、食や農、自然などの地域資源をいかし、人と人をつなげるまちづくり、コミュニティをつくっていく手作り感満載の素敵な取り組みだと感心。こんな風に、まちづくり、コミュニティづくりが、まちの皆さん同士で生き生きとつむぎ、つくられ、生業にもなると良いなあとしみじみ感じました。

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