区立特別養護老人ホーム清水坂あじさい荘を見学

 区立特別養護老人ホーム清水坂あじさい荘は、H10年10月に開設。この春、大規模改修を無事に終え、4月から入所者の皆様を迎えて運営が再開されています。都合がつかず「内覧会」に参加できなかった区議の有志で、本日、あらためて見学のお時間を頂きました。

 定員は160床(特養138床、ショートステイ22床)。特養は、現在80床が入所となり、この後も次々と入所の予定。ショートステイは、5月1日からの再開にむけて、3月から予約を受付中とのことでした。

 1階では、高齢者在宅サービスセンターのデイサービスに通所されている利用者さん達が、書道を楽しまれていました。施設スタッフの他、地域のボランティアさん達の協力で、三味線や洋楽器の鑑賞、合唱や紙芝居、読み聞かせ、傾聴等々、様々なお楽しみの時間ももっているとのこと。

デイサービスの利用の中に、入浴サービスもあり、希望が多く、好評とのことでした。

 特養ホームに入所されている方は、要介護4~5の方が多く、年齢の平均は男性86歳、女性88歳。

各フロアーごとに、入浴施設が完備され、個浴、車いす入浴、ストレッチャーのままで入れる入浴と、週5日は入浴体制を整え、ケアしているとのお話はとても良いなあと思いました。

 お部屋からは、清水坂公園の広々とした空間と緑、そしてJRの列車が楽しめるビューとなっており、施設内も明るく広々としていることもあわせ、開放的な雰囲気が印象的でした。

 福祉系大学との連携で、学生さんの実習や研修も受け入れているとのこと。様々なつながりを活かし、介護福祉士や社会福祉士さんなどスタッフの体制が充実するよう応援していきたいと思います。

右から、宇都宮ゆり議員、青木のぶえ議員、佐藤こと議員、私(山崎たい子)

デイサービスのフロアには、様々な車いすも用意されていました。

大部屋の中の1床

車いすからは入れる入浴機器

ストレッチャーから入れる入浴機器(安定感もあり、介助する職員の方にも好評)

エントランスで出迎えてくれた節句の飾り

隣の清水坂公園には、こいのぼりが登場していました~

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