2020.11.26
個人質問、脱炭素、CO2排出ゼロの北区を
個人質問の4つめのテーマは、脱炭素、CO2排出ゼロをめざす北区の取り組みです。
このテーマは、この間、本会議や先の決算委員会でも取り上げてきましたが、菅首相が所信表明演説で、ようやく「2050年実質ゼロ」を表明した機をとらえ、続けて質問しました。
1、葛飾区がゼロミッションを宣言し、23区全体にも協同をよびかけていることに対し、区の取り組み状況。
2、区民の再エネ機器導入補助について、太陽光、蓄電池、LEDをセットで導入する世帯が増えているため、加算補助を実施し、防災の取り組みとあわせて、インセンティブとすること。
3、群馬県中之条町、甘楽町など友好都市との連携で、カーボンニュートラル(ライフサイクル全体で、CO2排出量と吸収量がプラス、マイナスでゼロの状態になること)の取り組みを求めました。
区の答弁は、
1については、ゼロカーボンシティ特別区に向けた取り組みとして、R3年度から特別区長会調査研究機構の研究テーマとすることになり、北区も研究活動に参加して、脱炭素に向けた取り組み、区の施策にも十分生かしていきたい。
2については、環境基本計画の改定とあわせて、改めて検討を行う。
3については、区として、脱炭素を実現していくためには、友好都市との連携は欠かせないものと認識している。再エネの電力調達やカーボンニュートラルの推進などについても、計画改定の中で実現可能性や有効性を含め、検討を行う。との答弁を得ました。
国会の衆参両議院でも全合一致で「気候非常事態宣言」が可決し、環境大臣が「2050年にむけカーボンニュートラルをすすめる決意」を示されました。北区でも積極的に取り組んで頂くよう要望しました。
王子駅そばの音無公園の紅葉