2020.12.04
選挙ポスターのあり方に関する意見書が全会一致で可決提出
今年6月、東京都知事選挙と同日開票で行われた北区の都議補選で問題となったいわゆる「マスクブラポスター」
私自身へも、区民から苦痛や苦情、疑問が寄せられ、他自治体も含めた有志の議員や識者と共に、選挙管理委員会や教育委員会とも懇談をさせて頂きました。
北区議会でもその後、第3回と第4回定例会の2回の政務調査会での議論を経て、12月4日、北区議会第4回定例会最終本会議で、議員提出議案「選挙ポスターのあり方に関する意見書」として、全会一致で可決し、総務大臣と都知事あてに提出されました。
本当に良かった!!!!(^^)
内容要旨は、東京都の選挙執行規第56条では、選挙公報について品位を保つ規定があるが、選挙ポスターについては規定がない。
そうした中、昨今、著しく品位を損ないかねないポスターにより、性的対象物」として見ることをあおるなど、子どもや区民が不本意に目にする苦痛、子どもの成長や人権を脅かしかねない状況がある。
政治分野における男女共同参画推進法の趣旨、主権者・人権教育の拡充、ハラスメント防止からも、選挙公報と同様の規定を定めるよう求める意見書です。