2022.08.25
北区独自のくらし応援臨時給付金が支給へ
8月25日、令和4年度補正予算案(第3号)が北区議会へ内示されました。
コロナ第7波、物価高騰と区民のくらしや営業の困難が増している中、北区の一般財源を約22億円や国、
東京都の交付金を活用し支援する内容です。
党区議団は、予算組み替え提案、議会論戦などを通じて要請を続けてきたもので、本当に良かったです!
以下、内容一部ご紹介。
1、物価高騰対策 約12億円
(1)エネルギーコスト上昇に伴う影響緩和策 約2億円
介護・障がい福祉事業所、保育園、幼稚園などへ助成
(2)北区独自の給付策 約6億円
①くらし応援臨時給付金支給 3.9億円
住民税均等割のみ課税世帯(約3500)や、本人非課税だが課税世帯に扶養など国の給付金が対象外になった世帯(約3500)に対し、1世帯5万円支給。対象世帯には区より通知し、口座を確認して年内給付予定。
②児童手当制度改正臨時特別給付金支給 1.5億円
国の法改正により、児童手当の特例給付(月5千円)が、今年10月より、対象外になった世帯(子ども5000人)に対し、1人あたり3万円を支給。 年あけ1月頃を予定。
(3)中小企業者等への支援策 約6億円
①中小企業金融対策 約4200万円
1か月または、年間の売上減の業者へ上限1000万円貸付
(信用保証料、利子を区負担)
②公衆浴場施設など補助 約1200万円
③商店街支援(街路灯。LED交換など) 約430万円
④区内店舗キャッシュレス決済促進(還元率30%、12月実施) 約5、7億円
2、新型コロナウイルス感染防止対策 約29億円
(1)新型コロナウイルス対策費(増額)
①PCR検査高齢者施設などの定期的PCR検査の継続、有症状の高齢者のPCR検査 実施(歯科医師会館)②入院医療費の増額 ③介護・障がい・医療などへの慰労金支給の人数増 約3.9億円
(2)コロナワクチン接種関係費(増額) 約23.5億円
(3)予防接種費 約1.8億円
①子宮頸がんワクチンおよび ②高齢者インフルエンザワクチン無料に(自己負担なし)
3、子育て支援策
・子ども医療費助成18歳まで無料(通院も含め)に
北区では、他自治体に先がけて、高校生までの医療費無料(入院まで)が実施されています。日本
共産党が継続して求め続けてきた「高校生までの医療費無料(通院も入院も)」制度が、令和5年4月
より、東京都の制度として実施されることになりました!
都の制度では所得制限がありますが、23区ではその部分も区が負担し、全ての子どもを対象に実施
となります。補正予算案では、システム改修費用(約2200万円)
を計上。
・受験生チャレンジ支援事業(増額) 700万円
東京都が、生活保護世帯の1.5倍へ対象拡大。高校・大学などの受験にむけて塾代や受験費用の一部を補助する制度。窓口は北社会福祉協議会。対象者拡大をみこみ増額となりました。