安倍氏国葬 国費2.5億円 いやそれ以上!?

 安倍晋三元首相の国葬(9月27日)に、世論調査でも反対が半数を超え、賛成3割を大きく上回るなど、国民の批判が広がっています。そんな中、政府は26日の閣議で、国葬の費用として2億4940万円(全額国費)を支出することを決めました。識者の中には、式典だけの費用であり、警備や海外要人の費用を加えると100億円に上るのではとの指摘も。

 今朝の王子駅南口のご報告でも、「安倍さんの国葬はおかしいよね。どう考えてもおかしい。税金いっぱい使ってさ。自民党でやればいいじゃない。」との声がかかりました。

 2020年の中曽根元首相の内閣・自民党合同葬では、費用は約1億9200万円のうち、約9600万円が公費支出とのこと。今回は、国会審議も経ず、国民の反対の声も無視し、巨額の国費負担を政府の一存で強引に決定は、本当にひどい。

 そもそも「国葬」は法的根拠がない。また、民主主義国家のあり様としても受け入れがたい。憲法の「法の下の平等」や、「思想・信条の自由」に照らしても認めがたいものがあり、憲法違反との指摘もあります。

 もっといえば、現在、反社会的カルト集団とされた統一協会との関係が大きな政治問題となっている時に、「国葬」を行うことが、さらに被害者や遺族を傷つけ、社会的にも被害拡大につながる不適切なメッセージを発することになるのではないのか。

 世論の批判を受け、「弔意表明」を各府省へ求めることの閣議見送り、自治体や教育委員会などへの協力も求めないとしたとのことだが、重ねて「弔意」強制はあってはならないと考えます。

幾分、暑さが和らいできたかなと感じられる朝の駅頭宣伝。北区の補正予算案をお知らせするレポートをお届け。「レポートください」「がんばりましょう」と声をかけて頂き、本当に励まされます。ありがとうございます。

 

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