子ども達に豊かな教育環境を

 今朝は8時半から、党区議団勢ぞろいで、区長、教育長に申し入れを行いました。内容は「子ども達にゆとりある教室と豊かな教育環境を」と題した提言です。

 今、北区では35万人を超える人口が増え、中でも年少人口は今後15年間、増え続けるとの推計が明らかに。最新の北区人口推計では、11年後にピークを迎える小学生人口が、約33%増。16年後がピークの中学生人口は、約44%増になるとしています。

 区議団にも、学校関係者などから、現状でも教室や校庭が足りなくなっている心配の声が届き、先の第4定例会でも代表質問で取り上げました。教育長は「(学校から)将来的な教室不足を心配する声が届いている」「今後、いくつかの学校では、教室不足が予測される」「関係部課で構成する検討組織を設置し、必要な情報、共有、分析に努める」と答弁しました。

 本日は改めて、子ども達に豊かな教育環境の整備を求めて、1、教室不足の現状について、2、年少人口の増加に対応する教室・校庭など学校施設の整備を、3、小学校の統廃合・削減方針は見直しを、4、教育予算の確保、5、公共施設削減方針の見直しなど「提言」にまとめて申し入れました。

 区長は「中・長期的視点で取り組んでいく」教育長は「区長部局と連携して、万全を期してまいりたい」との返答を頂きました。引き続き、議会質問でも取り上げていきたいと思います。

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