宇都宮章レポート
宇都宮章レポート
NO.104 2014年3月号
東十条南口駅前広場・バリアフリー化
王子・十條・板橋駅周辺町づくりが動き出す
きびしい保育園入所状況
区議会議員 宇都宮 章
東十条南口坂道
 未曾有の大災害となった東日本大震災と福島原発事故から今年で3年が経過しました。改めて、犠牲となられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害者のみなさんに哀悼の意を表するとともに、被害者のみなさんにお見舞いを申し上げます。
今、区議会では新年度予算審議の真最中。予算総額1千3百億円(国保・介護保険会計などあわせると2千百億円)の特徴をいくつか紹介します。

▲「北区地域防災計画」の周知・推進
防災力向上、備蓄物質の充実、災害時医療用深井戸新設、臨時FM放送局設置など。
▲本格化するまちづくりの取り組み
老朽化した十條跨線橋の早期架替え・駅前広場整備の基本設計開始で永年の地元要求が実現。王子周辺まちづくり野基本構想策定へ(新庁舎の候補地として印刷局王子工場と交渉開始)。十條駅西口市街地開発、連続立体交差事業の推進。
▲堅調な財政運営
「区の財政は厳しい」と言いながら積立基金残高は400億円を越える高水準。ムダ使いを監視し、区民のくらし・福祉を守るため、年金削減、国保など負担増、商店街古典対策、生活保護切下げなどを論戦を展開。
▲消費税は社会保障にまわる?!
4月から8%、来秋から10%の増税には正面から反対の論戦を展開。たとえ増税しても区の増収分は区の負担増、法人住人税の一部国税かを見込むと平成26〜28でわずかに10億円程度。
▲きびしい保育園入所状況
根気414名(昨年比263名増)で不承諾が336名となりました。新年度は298名の定員増を見込んでいますが、引き続きゼロを目指します。
都知事選で大激動の都議会
企業には儲け天国 「特区」

都議会議員 そね はじめ
そねはじめ都議と宇都宮章区議(左)
2月末に、舛添知事になって初めての都議会が開会しました。
知事は、「世界一の福祉都市」「世界一働きやすい都市」「世界一のオリンピック」などと、世界一を連発しました。
そして「日本経済のけん引役」として東京が「国家戦略特区」に真っ先に飛びつく意欲を表明しました。
この「特区」ほど、企業には儲け天国の反面、都民にとって危険なものはありません。首相と知事と財界代表が意気投合すれば、労働法や医療法、都市計画法は条件次第で破りすててよいのです。
たとえば勇気雇用は5年たてば労働省から正規雇用に切り替えを要求できるはずですが、「オリンピック関連」という理由をつければ、五輪本番まで7年に延長できるなど、企業側に都合のよい超法規的やり方が検討されているようです。
医療特区では高度な手術ができる医者は世界中の金持ち相手に、混合診療で儲けられる反面、日本の庶民は高度医療から閉め出されることになりかねません。
「特区」の中心となる臨海副都心には20年間で3兆円近い都の税委金や都有地をつぎこんできましたが、都の開発のお財布2は今年、約1千億円・8回目の借金借り替えを行う"火の車”状態です。
このうえ「経済特区」で進出大企業に減税や免税を行えば、都の法人税収入が激減し、福祉の財源を失う危険もあります。
これ以上庶民を苦しめる政治をくい止めて、大きくターンをさせる絶好の機会として頑張りたいと思います。
外は雨模様、会場内は熱気ムンムン
大盛況の「早春の集い」
宇都宮区議
3月1日東十条ふれあい館は雨模様で肌寒いにも関わらず60名を上回る参加者で熱気ムンムンの中で行われました。
第1部では二杯亭小酔楽師匠の新春寄せに抱腹絶倒、木元前区議の軽妙な語りとギター伴奏で歌声広場は青春時代を彷彿とさせるほどの盛り上がりでした。
第2部で大場先生の要支援が保険適用外にされる等と言った医療・介護問題のお話、曽根さんから躍進した都議団の力は猪瀬問題をはじめ、大きな力を発揮、舛添新知事に都民要求の実現を迫る考えなど話されました。
宇都宮区議は早くも1年後にせまった区議選、これが、定数削減の中で行われる厳しい戦いになるけれど区民の要求をしっかりと受け止め実現を目指すためにも頑張りたいと決意を表明。
今日の集いをスタートラインとして、それぞれが自分に出来ることをやって「宇都宮けんじ」で頑張った都知事選の力を今度は「宇都宮章」の2期目の当選のために頑張ろうとみんなで確認しあった楽しい2時間でした。    (M記)
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