宇都宮章レポート
宇都宮章レポート
NO.135 2016年7月号
大きなご支援ありがとうございました。
山添拓当選 野党共闘1人区で11で勝利
北区では第3位。比例は自民に次ぎ第2党
当確が出て万歳する山添拓氏
日本共産党を含む4野党と市民が共闘し、安倍自公政権に対決する歴史的な選挙戦となった第24回参議院選挙は10日開票されました。日本共産党は比例代表(改選数48)で601万票余を得て5議席を確保しました。改選数2以上の複数区選挙区では、東京選挙区(改選数6)の山添拓氏(新)が初当選しました。比例とあわせ、改選3議席から6議席へ躍進しました。
日本共産党など4野党が野党統一候補を擁立し、自民党との一騎打ちとなった全国32の1人区では、青森、岩手、山形、宮城、福島、山梨、新潟、長野、三重、大分、沖縄が当選を勝ち取り、2013年(1人区=31)で野党は2議席でしたが、今回、それを大きく上回る11議席獲得で大きな成果を上げました。
北区の山添拓候補の得票は23,040票で第3位。比例は自民に次いで第2党となりました。
ご奮闘頂いた支持者、後援会員、読者の皆様、本当にありがとうございました。

得票一覧

鳥越俊太郎候補の勝利で都政の刷新を
鳥越俊太郎氏
4野党が支援を確認
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は12日、東京都内で会見し、都知事選(31日投開票)への立候補を表明し「住んでよし、働いてよし、環境によしと、三つのよしの東京」の実現に誠心誠意取り組みたいと決意を表明しました。
これを受け、共産、民進、社民、の野党4党は国会内で書記局長・幹事長会談を開き、鳥越氏を4党が支援し勝利のために全力をつくすことを確認しました。

基本的立場を表明
 鳥越氏は立候補にあたっての基本的立場として、(1)2代続けて知事が「政治とカネ」の問題で途中で辞任したことを踏まえ、納税者意識を受け止めた都政運営を進める。(2)公共事業偏重をやめ、待機児童や介護問題の解決など都民の暮らしを優先する、(3)国政の憲法「改正」の流れに歯止めをかけるために東京から発信することの3点を表明しました。

宇都宮健児氏立候補を取り下げ
 自公民推薦の元総務相の増田寛也氏と自民党衆議院議員の小池百合子氏が立候補し保守陣営が二つに割れた中、鳥越氏を野党4党が支援することになり7月13日宇都宮健児氏は「都政を変えるには千載一遇のチャンスであり大局的に考えて選挙戦を撤退することを決断した」と語りました。

第一声に3千人
 7月14日新宿駅東南口で鳥越俊太郎都知事候補の第一声となる演説会が開かれ、3千人の聴衆で埋め尽くされました。
子供食堂「キタクマ」始まる
キタクマ 親子でデザートをつくているところ
貧困家庭や孤食の子どもに食事を提供し、子どもが安心して過ごせる居場所「子ども食堂」が全国に広がり、東京でも今50ヵ所に増えたと報道されています。
北区でも今年5月に、区の施設ココキタ(豊島5丁目・旧豊島北中跡)にて始まりました。
食堂の名前はキタクマ。みんなで一緒に料理をしたり、おしゃべりし、楽しい夕食と団らんを共有したいと豊島町にある保育園の父母の有志が立ち上げました。
当面は第1、第3の金曜日の夜に開催しています。毎回50人位の親子がやってきて大評判です。近隣の商店街の八百屋さん、肉屋さんに食材を提供して頂いたり、繋がりで募金を頂いたりで運営し始めましたが、キタクマは始まったばかりです。食事づくり、子どもの見守り、宿題などの学習援助のボランティアや寄付を募集しています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
上野(豊島二丁目)

お問い合わせは・・・こちら

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食べることが生きることの基本です。月2回でも複数の親子が一緒に作って食べることはすごく大切。
そして貧困家庭や孤食の問題は国が今すぐ本腰を入れて解決すべきことです。 
新婦人あおぞら班 M.H.
【ギャラリー】
福島県浪江町
6月19日福島県浪江町でスケッチしました。
JR浪江駅前の傾いた家。
誰も帰ってこれない5年という歳月が流れた。 
神谷2丁目H.R.
街の色 第41回慰霊祭
慰霊祭に参列する宇都宮区議(中央)
7月2日(土)神谷公園内にある戦没者慰霊碑の前で第41回慰霊祭が開催されました。初めに神谷2丁目中町会会長さんが「終戦時、私は小学校2年生で戦争の悲惨さは経験しています。
神谷公園は昭和20年の2月8日から8月10日までの米軍の空襲で亡くなられた王子区、滝野川区の約400体の遺体が仮埋葬されたところです。
昭和26年に東京都の墓地へ改装されましたが、昭和50年になって慰霊碑を建立し、毎年慰霊祭を行ってきました。今年は第41回目の慰霊祭となります。
今朝のNHKの朝ドラで終戦の日の場面を見て往時を思い出しました」とあいさつしました。
続いて宇都宮章区議会議員が「町会長のお話にもありましたが、今朝のNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』は昭和20年8月15日終戦の日の場面でした。玉音放送で終戦を知り、家族4人が涙を流しながら抱き合ったシーンで終わりました。 今、参議院選挙真っ最中、憲法や平和の問題が大きな争点になっています。その点では私はがんばりたいと思います」とあいさつしました。
その後、専福寺住職の読経の中60人の参列者が焼香しました。
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