2026.07.06
新庁舎建設・王子まちづくり特別委員会開会
7月7日(火)おはようございます😊
王子駅中央口からご報告。
本日開会の #新庁舎建設・王子まちづくり特別委員会 や
#滝野川第三小学校 の教育活動継続の状況についてお知らせしました。
新庁舎建設・王子まちづくり特別委員会 では、住民から出された陳情について、以下、態度を表明しました。
「はじめに、陳情者が述べている王子駅前地区における開発事業について、党区議団の基本的立場を述べます。
1月の第4回王子共創会議で、新庁舎建設とあわせた190メートル・50階の2棟のタワーマンション計画が明らかになりました。3月および、5月と6月に行われた、北区と民間事業者による住民説明会では、参加した区民のみなさんから超高層となる2つの再開発ビルに対し、さまざまな不安や疑問の声が出されたと認識しています。これを受けて私たちの会派は、先の第2回定例会代表質問および個人質問で、計画策定を拙速に進めるのではなく、説明会で出された疑問に対し区が真摯に答えるとともに、それらの意見を受けて計画を見直していくよう求めました。
その上で、陳情の各項目に対して態度表明をいたします。
まず第2項ですが、趣旨としては現時点での計画には、住民の目から見て、まだまだ説明すべき点が多々残されているということかと受け止めました。
住民説明会では、景観の阻害、周辺への環境影響、2000戸の住戸が増えることによるインフラ不足、多額の税金投入、将来的な廃墟化など、様々な不安の声が出されましたが、私自身も「今後検討していく」との回答も多かったと感じました。
都合4回開かれた説明会では、いずれの回も時間が足りず、終了時間になっても質問の手が挙がり続ける状況でした。会派としても再度の説明会の開催を要望しましたが、区のお答えは「同様の説明会を再度開催することは考えてお
りません」というものでした。先ほどの説明では、王子共創会議は今後も開催していくとのことでしたが、共創会議のみならず、追加の説明会の開催も含め、あらゆる機会を通じて区民の疑問には答えていくべきと考えますので、この項目については採択でお願いします。
次の第3項は、再開発ビルの高さ制限に関するご提案と受け止めました。
今回は、新庁舎建設予定地などの公共用地と民間事業者による開発区域を含めた全体に再開発等促進区という地区計画を導入し、容積率を500%から1000%に緩和して50階ツインタワーを建設する計画になっています。ご説明のあった通り、空中権を直接移転する容積適正配分型地区計画などの制度を使っているわけではありませんが、本来500%に制限されている容積率を、再開発を行うことで2倍に緩和する措置は、見た目には新庁舎の容積率を民間事業者に譲渡するのと同じ効果を生むことになっていると考えます。
これによって建設される超高層の再開発ビルは、シンボルタワーどころか、飛鳥山や下町情緒にあふれた王子のまちの様相を一変させるものになってしまうと危惧しています。とりわけ、人口が減少に向かう中、現在建設ラッシュと
なっている多くのタワーマンションが、将来的には廃墟化していく恐れがあることが、多くの専門家からも指摘されていることには注目する必要があると思います。多くの居住者が高齢化し、建物の老朽化していく中で、修繕積立金が不足し、適切なメンテナンスが行われなくなっていくリスクにさらされています。
こうした事態に対処するために、神戸市では三宮(さんのみや)都心部で容積率に制限をかけ、事実上、タワーマンションを建てられないようにする条例を2019年に制定しています。神戸市の久元(ひさもと)市長はそのねらいについて、「住宅開発は収益性が高く、市場に任せると住宅へ土地利用が偏りやすいので、都市計画によって一定の調整を行い、オフィスや商業施設などが立地できる環境を維持する必要がある」と語っています。
北区でも将来的に持続可能なまちづくりを展望すれば、王子や赤羽などの都市中心拠点でこうした規制を行っていくことには一定の効果があると考えますので、会派としては3項についても採択を主張いたします。
次に第4項の王子サンスクエアをまちのレガシーとして残すことについてです。
説明会の中でも、この建物を残すよう求める要望が何人かから出ていたと記憶しています。私たちは、王子や赤羽の駅周辺再整備は、市街地再開発による大規模開発ではなく、現在の町並みを残し、建物の高さを抑えて個別建替え、
共同建替えによる整備を進めていく修復型のまちづくりで進めていくべきと提案しています。こうした手法ならば、王子サンスクエアはその外観を残しながら、商業とカルチャー、スポーツの総合複合施設として整備していくことも可能かと考えます。
ただ、この施設はすでに住友不動産の手に渡っており、区としてできることは民間事業者に要望し、協議していくことに限られると思いますので、会派としての態度は趣旨採択でお願いします。
最後の第5項については、開発の計画に観光・景観の視点を入れていくことは不可欠と考えますので、採択でお願いします。 以上

