教員配置、少人数学級、学用品など負担軽減、包括的性教育を求める

9月29日(火)決算委員会教育費の集中審議。以下の質疑を行いました。

●教職員の配置、少人数学級などについて

子ども達の人権と学びを保障するために、学校現場で日々むきあっている教職員の方々の職務環境を改善することがとても重要だと認識しています。

教員確保は引き続きの課題。教育委員会としてフォローしてほしい。

更なる待遇改善により、教職をめざす方が増えることを希望する。

北区では今後、大規模マンションの建設計画が出されている。教室不足が生じないよう教育委員会の対応を重ねて求める。

●物価高騰が続く中、教育費の保護者負担軽減について

 この間、北区では学校給食費の無償化、続く修学旅行や宿泊をともなう校外学習の無償化などへと施策を拡充してきました。一方、

文科省は今年7月、保護者が購入している小中学生の補助教材を、学校の備品として整備するよう検討を求める 「事務連絡」を全国の教育委員会にむけて発出しました。例えば、

文科省の例示でみると、まだまだ伸びしろがあると考える。教材の一部を備品化することで、保護者負担の軽減につながる。教育委員会として学校へ要請してほしい。

●学校入学金支給ついて

入学に際し、制服、体育着、上履き、かばん、ランドセル、学用品など一定の支出に対し、就学援助を受けた場合には、小学校で91600円、中学校101000円の入学準備金が支給となります。しかし、その支給を受けられるのは、一定の所得要件を満たした場合で、8割~9割弱の大半の世帯では経済的負担を余儀なくされています。

教育費の保護者負担軽減は更なる課題。入学準備金支給も1つの方法として検討を求める。

●包括的性教育について

 子ども達が自分の身体とこころの科学的な理解と自己決定できるスキルを身につけ、自己の存在を肯定できる。また、お互いを尊重し合う人間関係、ジェンダー平等、性の多様性などを学ぶ包括的性教育は、国際的に認められた子どもの権利であり、学校教育においても保障されるべきものです。

また私は、ある学校の小学4年生の授業に講師として出向いた方のお話もうかがった。第2次性徴、月経や射精、生命の誕生、バウンダリーや同意、身体の自己決定、上手な伝え方など、性器のぬいぐるみなども活用して授業を行ったが、こども達が先入観なく、屈託なく聞いてくれ、伝えたいことが伝わったという手ごたえがあった。みな一生懸命、自分事としてとらえてくれたと感じ、早い時期からの包括的性教育の必要性を感じたと話してくれました。

保護者も子どもとともに学ぶこと。とても大事。文科省では学習指導要領の改訂作業中。妊娠の経過をあつかわないとする、いわゆる歯止め規定はなくしてほしいとの声、多数の関係者からも寄せられている。学校が抑制されずに、包括的性教育が行えるよう教育委員会としても取り組むよう求める。

緑や日陰の確保、カーボンオフセットにつながる森林整備体験、生ごみ減量やリサイクルの推進、セーフティネット住宅、空家の利活用を求める

9月28日(月)、決算特別委員会、産経・土木費の集中審議。以下、質疑を行いました。

●人にやさしいまちづくりのあり方として、緑や日陰の確保について

王子駅から豊島5丁目団地までの通称バス通り「補助88号線拡幅事業」は、全線完了をR11年3月末として、20年以上工事が続いています。すでに電線の地中化も進められ、空は広々としておりますが、溝田橋交差点から北側は、街路樹が1本もありません。

ベビーカーを押す。シルバーカーや杖で歩くなど日傘も使いづらい状況もある。一日も早く、樹木の植栽をすすめて頂くよう東京都に要望してほしい。

また、一方で樹木は、すぐには大きく育たない状況もあります。

今年8月、ソウル市では熱中症など気候危機の影響の下、2028年までに市内全ての歩道を日陰でつなぐという大規模な都市計画「日陰を歩く権利」を発表した。

日陰を「市民の健康と日常生活を守るインフラ、基本的な都市サービス」として位置づけるまちづくりを、ぜひ北区でもいかして頂くよう要望する。

●森林整備体験事業について

未来を感じるとても大事な事業だ。中之条では、ファシリテーターや大学生ボランティアがいてハブ機能があるが、十勝清水は、両市の職員負担が大きいかなと感じている。ぜひ持続できる事業となるよう要望する。

●生ごみの減量やリサイクルについてうかがいます。

東京23区のR7年度の可燃ごみは約150万トンでその23%、約4分の1は生ごみ。そして生ごみの80%は水分と言われているので、わざわざ水分を燃やすことの矛盾、CO2排出やエネルギーコストを減らす必要を痛感しています。

昨今は、一定規模のオフィスビルに入っている飲食店から排出される事業系生ごみを集め、ビル内に設置されたバイオマス設備でエネルギー活用する事例も報道されています。廃棄物を資源として活用する「サーキュラーエコノミー」の取り組みを、民間企業とも連携し、北区でもぜひ研究、検討してほしい。

北区でも、リサイクラー活動機構の皆様が、生ごみを資源化するコミュニティファームの講演会やコンポストのワークショップも取り組まれている。

新宿区では、昨年、食品ロスモニターを400人募集し、その成果の見える化に取り組んでいる。北区でも参考とし、生ごみの減量、リサイクルの更なる推進を要望します。

●セーフティネット住宅等の専用住宅について

実績にむすびつくよう鋭意、検討を求める。

不登校の子ども支援やひとり親の低廉な住居確保、障害福祉など、要望を頂いています。空き家の利活用で、共生のまちをともにつくる取り組みとしても、実績ができることを要望します。

9・25庁舎前 気候危機対策を求めアクション!

9月11日~27日までの2週間は、

「本気の気候変動対策を求める」気候アクションウイーク。

9月25日(金)#気候危機・自治体議員の会のよびかけで、

9・25庁舎前アクションを全国で実施中。

東京都北区役所前でもアピールしました。

#気候危機はいのちの問題 #酷暑はごめんだ #止めよう戦争と気候危機 #1.5℃の約束を守る計画を

保育園の運営について、0歳児定員割れ補助、暑さ対策、支援を必要とする子どもへの対応など質問

9月25日(金)、北区議会決算特別委員会の福祉・衛生費の集中審議。

●0歳児の定員割れに伴う北区の補助制度について、R7年度の実績についてお伺いいたします。

区の答弁、私立認可10園・地域型13園・指定管理3園 合計 26園

北区の定員割れ補助、現場の私立保育園長会からも、とても助かっているとの声をうかがう一方で、現行の区の算定方法では、全ての定員割れ園が対象となっていない現状もあると聞いている。

例えば、定員6名で入園児が5名だったら定員割れは1名だが、北区の算定では定員数に0.9をかけて5.4人となり、小数点以下端数切捨となるため5.0人、そこから在籍児童数の5をマイナスするため0人となり、定員割れ1名とカウントされない。その状態が仮に9月まで続いたならば、継続して定員補助は受けられない。

定員に対する保育士確保は、保育園運営の絶対条件。保育士確保が引き続き困難な中、保育のインフラを維持するため、制度の継続、拡充をぜひお願いしたい。

●保育園における暑さ対策についてお聞きします。

令和7年度の繰り越しにより今年度、園庭などへのミストアーチの設置がすすめられているが、施設全体の実情を把握し、ぜひ手当をしてほしい。また、

現状で工夫して頂いていることはわかったが、直営の区立保育園だけ、環境整備の格差が出ないよう、計画的な施設改善を要望する。

運営法人とも相談し知恵をしぼってほしい。

各園でプールサイドの大型シェ-ドやミストなど、量販店から物を買って、園長先生自ら設置された園もあるとうかがった。こうした努力で、気温が3度下がり、プールの利用もできたとの話も。都でも支援メニューができたと認識している。ぜひ暑さ対策整備への補助を要望する。

●保育園の最後の質問は、特別支援児や配慮を必要とする子どもへの対応です。

北区では、支援を必要とする子どもへの加配保育士配置への財政支援や専門職による巡回支援を実施しており、現場から深く感謝が示されています。

支援を必要とする子どもが4年間で120名以上増えているとわかりました。

支援を必要とする子どもは、今後も増えていく傾向があると認識している。保育課での入園相談のあり方や保育園の現場での適切な受け入れなど、保育課のみならず、児童発達支援センターなど関係機関と現場の保育園で協議の場を持ち、調整・しくみづくりをすすめて頂けるよう要望しました。

北区役所職場や公契約におけるジェンダーギャップ解消の取り組み

9月24日(木)決算特別委員会総務費の集中審議。

北区役所では、現在、男性職員が44.1%、女性職員は55.9%だが、保育園等では女性が88%、事務職では男性が56%と、職場において違いあり。

年代別には、20代~30代が52.7%、40代以上が47.3%となっているが、就職氷河期世代よりは、ベテランの割合が高いと説明がありました。

女性の管理職比率は、ここ5年間で、11人(12.4%)から、22人(21.6%)と人数で2倍に増えたが、割合としては全体の2割にとどまっていました。区では30%以上を目標としており、育児や介護と仕事のキャリアアップ研修や、子育て中のテレワークを拡げるなど、取り組みをすすめたいとのこと。

更に、男性育児休業取得状況については、ここ5年間で、取得率は34.6%、平均取得日数60日が、83.9%、238日へと大幅に上昇していることが説明されました。 

続いて、R7年度には、北区版健康経営事業が新規事業となり、職員のメンタルヘルス相談窓口や休職者・復帰者支援などに取り組むとしていたが、残業時間とのかねあい、世代や職場により傾向があるか質問したのに対し、

区は、精神疾患の方は68名と高どまりとなっているが、複合的な要因もあり、時間外だけでなく、昇任や異動、人間関係などもあると説明しました。

区は、SDGs認証制度やワークバランスでの加点あるが、実績はまだないと回答。

私は、事業者への更なる啓発、広報を求めました。

地域のフードパントリーでボランティア

9月19日(土)、#フードパントリーとしま虹 #東京ほくと医療生協 の実行委員会主催が開催され、地域の組合員さんや大学生さんと一緒に、私も #ボランティア で参加しました。

小雨の中でしたが、130名を超える幅広い世代の方々が足を運ばれました。

フードパントリーの他にカフェコーナーもあり。手作りケーキやおはぎ、ホット&アイス珈琲などでひと息。

互いに声をかけあい交流する場は、とても大事と感じます。

次回は、年末12月26日(土)の予定です(^^)

お渡し担当チームの地域の皆様と

手づくりのおはぎとケーキ美味しそう~(^^)

建築コスト増大、税金の使い方からも大型開発は見直し、修復型のまちづくりへ転換を

9月17日、決算特別委員会の総括質疑の最後は、まちづくりについて以下、質問しました。

建築コストの大幅な増大の中で、見直さなければならない優先課題は、まちづくりにおける大型開発ではないか。税金の使われ方の点からも、また、公共工事を安定的にすすめる点からも検証が必要だと考えます。

R7年度では、十条駅前再開発事業が終了しました。 

39階建て総戸数578戸の十条タワーマンションは、1~2階は商業テナント、3階は区有施設のジェイトエルの他、地下駐輪場、駅前ひろばなどの整備により、総工費は約455億円。そのうち約半分の240億円は国も含めた税金が投入され、北区の財政投資はそのうち約90億円となりました。

区は、民間の利益を明らかにしないが、再開発を手掛けたデベロッパーには多額の利益がもたらされたと考える。

北区は、この十条駅前再開発をはじめ、赤羽駅、王子駅、東十条駅と、次々と大型駅前再開発をすすめる計画です。現在までに、駅前市街地再開発で投入された税金は、十条駅西口で240億円、赤羽第1地区では、57億円の予定が、直近で88億円まで増加し、早晩100億円に迫るのではないのか。

加えて、王子駅前開発、赤羽中央地区開発と続く巨大プロジェクトに、更に数百億円規模の税金投入が予想される。北区はそのために、まちづくり基金として、毎年10億円から数十億円の積み立てを実施せざるをえない状況となっているが、こうした状況は、区民からみて本当に納得のいくものであるのか。

代表質問でも東京新聞の記事で紹介したとおり、今や、このような大規模開発は、全国的にも破綻し、都内では9割が見直し変更を余儀なくされているのに、王子駅前再開発では容積率をわざわざ緩和し、高さ190m2棟ものタワーマンション建設計画を、そのままもちこもうとしているのは、あまりに旧態依然とした姿ではないか。

昨今、円安の影響による資材高騰、建設コスト増加、建築業界全体の人材不足により、ただでさえ区有施設など公共工事の入札に影響がおよんでいる。大型開発の増幅は、更においうちをかけるのではないか。

区民の声を真摯に受け止め、見直しを求めます。

北区の公共工事における入札不調など契約について

そもそも業務量にみあう職員体制になっていないことが問題。区役所全体で職員数の実態は増えているが、職員定数管理計画では5年ごとに、常に職員を減らすことになっている。こうした方針は見直すべきだと指摘します。

介護や障害福祉事業所、そこに働くケア従事者の賃上げ・処遇改善を求める

区内の介護事業者や障害福祉に関わる団体の皆様から毎年のように、運営や人材確保が本当に大変だ、このままでは立ち行かないとの声を頂いています。

廃業数は23区でもっとも高い。ヘルパーの高齢化については、次世代への継承がされていないということ。そこには、全産業に比べても月8万円低いとされる賃金や過酷な労働環境があり、改善が求められる。

今年度、介護報酬の27年度改定をまたず前倒しで全体2%のプラス改定、介護従事者に月1万円の賃上げ処遇加算の見直しが実施された。しかし多職種に比して選択されるかという点では格差はうまっておらず、まだまだ不十分。

他区では介護事業所への直接支援や住宅費などの区独自加算などにふみだしている。ぜひ北区でも検討を求める。

次に、障害福祉にかんしてお聞きします。

障害福祉を担う社会福祉法人や団体からも、人材確保にかかわる取り組みを強く要請頂いている。  

北区のR7年度の公契約にかかわる労働報酬下限額は1619円ですが、民間の福祉団体では東京都の最低賃金、今年度1280円に引き上げるのも必死でやりくりしている状況とうかがっており、人員確保に苦労しているとの声です。

この事業は、事業所が区と福祉避難所としての協定を結ぶ、または、それ以外の事業所で災害時に利用者の安否確認や避難所への誘導を行うと防災協定を結んだ場合、1戸あたり82000円を上限に、8分の7を助成する制度です

私は、その答弁は大変重要だと伝え、入所施設ではなく、通所事業所でも職員の派遣などを条件として協定も可能となっている。並行して積極的に検討をすすめてほしいと要望しました。

この間、法人からは、「清掃などの業務委託費がほとんど変わっていない」「重度身体障害者の事業費が20年間増額なく、すえおかれたまま」など切実な声をうかがっています。

本来、公が責任を持たなければならない介護も障害福祉も直接のケアサービスの大方は、民間法人や事業所が担ってくれている。しかし今のままでは、人材確保も運営の見通しも、たちゆかないところまできていることに、自治体として、もっと責任や危機感を感じてほしい。

本会議質問でも述べたが、国際社会の中で日本が大きく立ち遅れているジェンダーギャップ117位という課題は、性別役割分業という社会的な構造問題の下で、家事や子育て、介護などのケアが家庭の責任として無償労働となり、

また、それを職業として担っているケア従事者、介護職や福祉職など専門職の社会的評価や労働条件が未だに改善できずにいることに象徴されていると考えます。

私は、経費削減ではないと言いつつ、結果として人件費の抑制となり、国際社会の中で唯一、30年間も賃金が上がらない国になっているということに正面から向き合い、改善をするべきだと指摘しました。

消費税減税を求め、賃金引き上げを北区から

財務省「法人企業統計調査」の2025年度データが発表され、大企業の内部留保は586.6兆円で過去最高。この13年間で1.8倍に増加し、253兆円も増加となりました。

一方、実質賃金は過去最低で、約48万円も賃下げされています。

ちなみに、2025年度の消費税での税収は、年間26兆円なので、大企業の内部留保586兆円は、消費税収の22年分以上に増大しているということになります。

私共、日本共産党はこうした状況から、国民多数が求めている「消費税の減税」の財源を、大企業の内部留保の一部に時限的に課税することを提案していますが、

先日、島根県の知事も消費税減税分は大企業が負担すべきだとの考えを示し、大変心強く感じました。

私はそれに対し、

株価だけは上昇している一方で、NHKの世論調査でも「景気が良くなっている実感がない」は78%にも及んでいる。これが区民の実感だと思う。

国は、「積極財政」を看板に官民合わせて370兆円の投資を行うとも発表したが、財源問題はあとまわし。仮に、赤字国債や日銀の大量の国債引き受けでは、財政悪化の懸念から、

更なる円安で物価高を誘導し、長期金利の上昇は経済に打撃を与えてしまうのではないか。国の不公平税制を正す声を北区もあげるべきと要望しました。

これに対し、会計年度職員や労働報酬下限額の引き上げは更に改善を求めつつ、

会派ではこの間、賃上げを行う中小企業への直接支援金の支給など繰り返し求めてきた。R7年度での区の答弁は、「中小事業者への賃金引上げのための奨励金の実施は考えておりません」とのお答えでしたが、

今定例会の代表質問、私の個人質問の答弁では、「人材確保のための賃上げを実施した区内企業に対し、区で実施する各種制度におけるインセンティブ付与の導入に向け、引き続き検討をすすめる」との答弁があり、従来の答弁と比較し、前向きな変化があったと受けとめている。ぜひ積極的にすすめてほしいと要望しました。

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