第31回平和のための北区の戦争展

8月22日(土)~23日(日)、北とぴあ展示ホールにて「平和のための北区の戦争展」が開催されました。

市民と団体による実行委員会形式で行われている区民手づくりの平和企画は、今年で31回目となります。

今年の展示には、広島・長崎の原爆や核兵器廃絶のとりくみ、沖縄戦や東京大空襲、北区での城北大空襲をはじめとした戦時下の資料、北区の平和の歩みの他、国際的には、日中平和友好の取り組み、パキスタン・ガザやイラン中東問題の様子も伝えられる内容でした。

元イスラエル兵士 ダニー氏による「武力で作れる平和はない」とした講演も会場満席。映画上映では、ドキュメンタリー映画「医の倫理と戦争」(731部隊による人体実験と戦後日本への影響を問う)が上映され、会場へ入場できなかった人も出るほどの関心の高さでした。

アメリカによる空爆でいのちを奪われた子ども達や、原爆投下の下、黒焦げになって倒れている子どもの写真から、戦争に1つの正当性などないことが痛いほど伝わってきます。

元イスラエル兵士のダニー氏は、「人権を守れば、戦争はおきない。人権はどこの国の人も生まれながらにして持っている、幸せに生きる権利。」「国家の責任は、戦争をおこさないこと。近隣は敵ではないことを伝える事が大事」と語っておられましたが、本当にそのとおりだと感じました。

「医の倫理と戦争」の映画を観て、いのちを守ることを使命とする医療従事者にとって、いのちを一瞬にして奪う「戦争」は最大の矛盾であり、戦争をなくし平和な社会をつくることに真摯にとりくむことが大事と、自分自身にとっても、平和を考え活動する原点でもあったことを改めて振り返る機会にもなりました。

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